西加奈子 – あおいを読みました。

出会いはいつものジャケ買い。何この絵っつって。

この作家さん結構好きだな。他のもこんな感じなんだろうか。一人称が「あたし」って感じの。ゆるさというか、どうでもいい感というか、この作家の無駄な感性が気に入った。あと、関西弁も。

三編入ってるんだけど、主人公のだれもがオレと同じ年代でオレと同じようなどうしようもない感じが漂ってる。歪んでて、歪んでんだけど、まっすぐ生きてるの。それがすごくさ、共感できるし、安心する。オレは安心したいのか。
歪んでても、そのままで生きていけんのかな。道から外れてんだからちゃんと本線に戻れよとかなくても。そこに誰か自分以外の人がいれば大丈夫なのかな。ひとりは難しいか。立ち位置にひとり。あー三編目のやつはそういう感じなのか。うまいところで終ってるなぁ。もうちょっと先を書いちゃったら、読後感が全然ちがうんだろうな。

これもモラトリアムっていうのかな。先に何もなくても。

オレはこのまま歪んだまま生きて、そして、近いうちに誰もいなくなって、ひとりぼっちになっちゃうかもしれない。そんな時にこいつらみたいにまっすぐ生きていけんのかな。先が書いてなかったからわかんないよ。

Yasutaka Sato

Neet / Web Designer

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