8 months later…
Post Type: textPost Date: 2008/12/09
先日、京都の清水寺に紅葉を観にいってきました。最近写真撮ってないなぁっていう思いと、もうひとつなんかあやふやな思いがあったので。カメラを持って、電車に乗って、道を間違えて。道を誤って。道を踏み外して。
やっぱりね、すごい。すごいなって。すごく寒いなって思った。燃えているような真っ赤なものを撮っているのに、ぼくの体温は真っ青だったし鼻水は透明だった。赤い絨毯、暖かそうだった。
寒くて鼻水たらしながらも撮り続けた。淡々と写真を撮り続けてた。600枚以上。途中で電池切れになって、予備の電池パックと入れ替えた。備えあれば憂い無し。こういうのには用意がいいんだ。道は間違えるんだけど。
ファインダーを覗いてると、安心するというか何も考えないで済む。自分がいなくなったような気さえする。涙を流していても、ファインダーを覗けば涙が止まるんじゃないかって思う。喜びも悲しみも。
帰りももちろん道を間違えたので、スタンドバイミー方式(線路沿いを歩く)で京都駅を目指すことにした。川、渡れなかった。次は川沿いを歩いた。そして、なんとか辿りついた。
iPhoneのMapを使えば迷うことなんて無いんだろうけど、この日はなんだかそんな気分じゃなかった。迷いたかったのかもしれない。そんな気分ってどんな気分よ。使えよバカ。
帰りの電車のなかで急にドーナツが食べたくなったので途中下車した。でも、なぜか食べたのはハンバーガーだった。店員がパソコン通信の話をしていた。ぼくの隣の席では男子中学生が勉強をしていた。そういえば、お昼ごはんを食べたときにも、隣には勉強をする人がいた。みんな何て難しそうな顔をしてるんだ。面倒なことはだいたい窓から投げ捨てれば解決するぞ。いや、解決はしないけど、先送りにできるぞ。
ピンボケの写真がたくさんたくさんあった。ぼくの頭の中もピンボケしていた。あやふやな思いは何にもならず、あやふやなままだった。あやふやなものなんて、窓から投げ棄ててしまったほうがいいのかもしれない。でも、先送りになるだけなのか…。












