てか あたし彼女を読んだ みたいな
Post Type: textPost Date: 2008/09/28
kiki – あたし彼女を読みました。はじめてのケータイ小説。恋空も気になってはいたけど、結局読まなかった。
結構いい感じだった。いや、よかったな。これはすごいなって思った。
PCからアクセスして読んだんだけど、なるべくケータイっぽく読む為に矢印キーの下キーをバシバシ連打。ケータイの十字キーの下連打と同じようにね。でね、これがすごいの。ぼーっとしながら下キーを押してるその速さで読めるの。難しい言葉や、長い文章も全くない。緻密さ繊細さもない。何の用意もしてない頭で読めるの。
ケータイでひとのブログ読んでるときってこんな感じだったよな。ひとの日記。会ったこともない人の日記。最初は「へぇ」「あ、そう」なんて思う程度で読みはじめるんだけど、ログ読み進めているうちに、なんかちょっと近くなったような気がして。もっと言うと、ちょっと自分とダブらせてみたりして。
そういう「あぁぁ…あたしも…あぁぁ…」みたいな感じがケータイ小説のいいとこなのかな。刹那的で厭世的でバカでガキでね。そして、これ読んで安心するのかな。「この先、きっとあたしにも居場所あるよね」って。そういうニーズがあってこそのケータイ小説なのかな。Based on a true storyなとこも重要なんだろう。
まぁ物語はちょっとね。途中で視点が変わっちゃったのは面白くなかった。その描写も中途半端だったし。しっかりきっちり終わらせるためにはやむを得なかったのかな。想像を与えてはいけないのか。あと、スピード感もイマイチ。奇妙な文体でケータイならではの読書感は与えてくれたんだけど…。ぼくが読んできた小説と比べると、がら空きに感じてしまう部分はあった。比較してはいけないのかもしれないけど。
今後、現状のがら空きになってる部分をうまく埋めていくことができれば、ケータイ小説はもっと面白くなるんだろうな。
これからも、暇なときに読もうと思う。暇なときに時間を埋める為だけに。




